調度手本
概要
調度手本
(1)後陽成天皇/(2)近衛信尹/(3)(4)照高院道澄/(5)八条宮智仁親王各筆
安土桃山時代・17世紀
彩箋墨書
(1)36.3×145.8/(2)36.3×193.2/(3)36.3×294.4/(4)36.5×145.8/(5)36.3×289.3
5巻
道澄は関白近衛稙家の3男。照光院・聖護院門跡、園城寺長吏、方広寺大仏殿の住持を務めた。この調度手本は華麗な料紙に当代屈指の能書の寄合い書きによって揮毫されたもの。高貴な宮廷貴族の子弟の手習い始めの手本として調じられたものと考えられる。