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摩尼院 築地塀

まにいん ついじべい

概要

摩尼院 築地塀

まにいん ついじべい

宗教建築 / 江戸 / 近畿 / 大阪府

大阪府

江戸中期

北方延長4.8メートル、築地塀、本瓦葺

1所

大阪府河内長野市天野町

重文指定年月日:
国宝指定年月日:

重要文化財

摩尼院は,金剛寺の子院の一つで,中心伽藍の北に敷地を構える。室町時代前期には南朝の後村上天皇の行宮となり,有力な子院の一つであった。
書院は慶長期の建立と考えられ,正規の様式を示す書院建築として,昭和43年に重要文化財に指定されている。
表門と築地塀は,摩尼院の東辺を画している。元禄年間の建立と考えられ,金剛寺における境内整備と同時期の遺構である。表門は薬医門で,金剛寺境内の同形式の門の中でも高い格式を有する。

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