下半田祭礼行事
しもはんださいれいぎょうじ
概要
初日の土曜日は神楽(しんがく)祭、日曜日は本楽(ほんがく)祭と呼ばれる。現在の神楽祭は諸事情により若干時間が早まったものの、古くは神輿の渡御とそれに関わる山車の行事は夜遅くなってから行われ、宵宮(よいみや)または宵祭りと呼ばれている。神楽祭当日は、4組出会いの儀式の後、業葉神社へ山車が曳き込まれる。からくり人形や囃子などを奉芸し、北組大行司が御神燈より分火した火を4組へ配灯する。各組はその火を提灯に移して山車に装着し、神輿神幸祭の準備をする。神輿は山之神社に向けて御発輦する。翌日の本楽祭では、神輿が業葉神社に向け御発輦する。神輿に続き4輌の山車が曳き回され下町に入り、業葉神社に山車が整列すると、御還幸祭が執り行われる。