自動ミュール精紡機
じどうみゅーるせいぼうき
概要
自動ミュール精紡機
じどうみゅーるせいぼうき
1830年、ロバーツが発明。加撚と巻取りを交互に行い、品質の良い糸を紡出できる精紡機です。日本には1867年に初めて鹿児島紡績所に輸入されました。熟練と体力を要し、リング精紡機に比べ能率が劣るので、綿紡績には1890年代以降リング精紡機に移行していきました。
展示機は、1925年のドイツ、ハルトマン社製の紡毛用で、起工業高校で教材としていたものです。
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