日本刀製作技術
にほんとうせいさくぎじゅつ
概要
日本刀製作技術
にほんとうせいさくぎじゅつ
広島県指定
指定年月日:20060417
無形文化財(工芸技術)
日本刀は,その姿の美しさと地鉄の鍛え肌や刃文の多様さから,鉄の芸術品として高く評価されている。本県では,鎌倉時代後期以来700年以上にわたり,中国山地のたたら製鉄を背景として,多くの刀匠が創意工夫を重ね,日本刀の製作技術が現在に継承されている。
このような日本刀製作技術は,広島県無形文化財の指定基準の工芸技術関係の「(1)芸術上特に価値の高いもの」及び「(2)工芸史上特に重要な地位を占めるもの」に適合するとして,平成18年4月17日に広島県無形文化財に指定され,現在,三上孝德(刀匠銘 貞直)氏が保持者に認定されている。