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濱口家住宅 本座敷

はまぐちけじゅうたく ほんざしき

概要

濱口家住宅 本座敷

はまぐちけじゅうたく ほんざしき

住居建築 / 江戸 / 近畿

和歌山県

江戸後期/1814

木造、建築面積154.81㎡、入母屋造、本瓦及び桟瓦葺

1棟

和歌山県有田郡広川町大字広字南市場1292番

重文指定年月日:20140918
国宝指定年月日:

一般財団法人東濱口家住宅保護財団、広川町

重要文化財

濱口家住宅は,江戸で醤油問屋を営んだ地元を代表する豪商の本宅である。広大な屋敷地には江戸時代に遡る主屋,本座敷のほか,明治中期の敷地拡張とともに建てられた土蔵群,明治42年頃につくられた御風楼と庭園が残る。この御風楼は,明治末期の経済人の趣味を反映した大規模で上質な和風建築であり,平面構成,内部意匠,細部造作ともに独創性に富んでおり,価値が高い。濱口家住宅は,近世から明治に至る屋敷構えが一体で残り,地域を代表する商家の近世から近代に至る発展過程を示すものとして重要な意義を有している。

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