専修寺太鼓門の太鼓 附 鉄鋲
せんじゅじたいこもんのたいこ つけたり てつびょう
概要
専修寺太鼓門の太鼓 附 鉄鋲
せんじゅじたいこもんのたいこ つけたり てつびょう
江戸中期
胴部は木製(ケヤキか)で、中央があまり張り出さない、ほぼ円筒形状を呈する。両端に皮を張り、鉄鋲で留める。吊り金具(鉄製)は三箇所に施され、いずれも同型。金具の裏面に付けられた板状の留め金具二枚を胴裏に通し、木材で固定する。
全長114.0cm、外径112.1(胴中央部)cm、103.1(胴両端部)cm
1張 附87個
津市指定
指定年月日:20140328
専修寺太鼓門は、寛文年中(1661~73)の建立で、当初の櫓は二層のみであった。文久元(1861)年の親鸞聖人六百回忌に際して櫓を四層に改築したが、それに伴って太鼓の大きさが合わなくなったものとみられ、以後使用されないまま門内の番所に置かれていた。専修寺の太鼓門は、平成17年に津市の指定文化財となり、太鼓は附とされた。平成25年8月に太鼓門が重要文化財に指定されたが、太鼓は附とされず指定は見送られた。
有形民俗文化財