土生遺跡出土踏鋤
はぶいせきしゅつどふみすき
概要
土生遺跡出土踏鋤
はぶいせきしゅつどふみすき
佐賀県
弥生時代
木製の組合せ式の踏鋤で、柄・鋤身(刃)・鐔(踏板)・楔の四部材から構成され、鋤身の一部を欠損するものの、使用時の形態を良好に保っている。組み上げた状態での長さは約153cmである。鋤身は欠損により全体の形状は明らかではないが、本来二又のものと推定され、損耗が著しいことから、実際に使用されたものと考えられる。樹種は柄のみツツジ科スノキ属シャシャンボ、その他の部材はブナ科コナラ属アカガシ亜属である。
長さ153cm
1点
佐賀県小城市小城町158-4
佐賀県指定
指定年月日:20150424
小城市
有形文化財(美術工芸品)