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名和長年

なわながとし

概要

名和長年

なわながとし

日本画 / 明治

梶田半古  (1870~1917)

かじたはんこ

明治期

絹本・軸装

【本紙】縦120.7cm×横50.6cm
【全体】縦213.0cm×横63.5cm
【軸長】69.3cm

1幅

富山県高岡市古城1-5

3-01-01-6

高岡市蔵(高岡市立博物館保管)

 梶田半古が描いた鎌倉後期・南北朝時代の武将・名和長年像である。
 資料手前中央に大きな松が2本、その奥に名和長年像が描かれている。名和長年は烏帽子に鎧を着いて跪いた姿で、傍らには弓が置かれている。画面奥には丘状地の向こう側に輿が描かれている。屋根に金色の鳳凰が飾られていることから天皇の乗る鳳輦(ほうれん)であり、名和長年の経歴からすると、後醍醐天皇に関係する物の可能性がある。右下部に落款・印章がある。落款は「半古」、印章は朱文方印「半古畫印」とある。

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キーワード

高岡 / / 富山 / 古城

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