群青地透文羅裂
ぐんじょうじとうもんらきれ
概要
作者は、つねに羅の技術の可能性を切り拓いてきた。今回は、文羅について筒綟という技法を中心に取り組んだ。筒綟とは、籠綟を一層粗くした籠綟の変形といえるもので、絡みを縦に連続的に外すことから直線的に文様が現れ、その点菱形状デザインを基調とする通常の文羅とは異なる。本作品では、この点に注目し、筒綟が織幅いっぱいに渡るデザイン構成の中でそれを効果的に用いることで、新感覚の羅を織り上げた。
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国(文化庁 工芸技術資料)ぐんじょうじとうもんらきれ
作者は、つねに羅の技術の可能性を切り拓いてきた。今回は、文羅について筒綟という技法を中心に取り組んだ。筒綟とは、籠綟を一層粗くした籠綟の変形といえるもので、絡みを縦に連続的に外すことから直線的に文様が現れ、その点菱形状デザインを基調とする通常の文羅とは異なる。本作品では、この点に注目し、筒綟が織幅いっぱいに渡るデザイン構成の中でそれを効果的に用いることで、新感覚の羅を織り上げた。
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