文化遺産オンライン

文武伝 前原一角

ぶんぶでん まえばらいっかく

概要

文武伝 前原一角

ぶんぶでん まえばらいっかく

木版画 / 明治

鈴木年基

すずきとしもと

明治10年/1877

大判錦絵

縦36.2、横24.3(cm)

1枚

山口県萩市大字堀内355番地

田中家寄贈(田中助一コレクション)

萩博物館

西南戦争で戦う架空の人物前原一角を描いた錦絵。一角は前原一誠の末弟という設定で、西南戦争を題材にしたほかの錦絵にもしばしば登場する。図中の説明によれば、萩の乱で兄が倒れた後、一角は薩摩に逃れ、兄の宿志を遂げようとし、西郷隆盛の決起に応じた。3尺あまり(約1m)の豪刀をふるい、陣頭に進んで大声で「前原一誠が弟一角は我なり」と言い放ち、大勢の敵を斬殺。「実に西南無比の猛勇と謂べし」と評するが、すべて虚構である。

文武伝 前原一角をもっと見る

鈴木年基をもっと見る

萩博物館をもっと見る

キーワード

前原 / 一誠 / / 山口

関連作品

チェックした関連作品の検索