文化遺産オンライン

ヴィーナスと蝶

ヴィーナスとちょう

概要

ヴィーナスと蝶

ヴィーナスとちょう

版画 / 昭和以降

三岸好太郎  (1903-1934)

みぎし こうたろう

昭和9年/1934

印刷(凸版墨刷)・手彩色(水彩・グワッシュ)・紙

縦22.8×横30.2cm

ヴィーナスと蝶
(筆彩素描集『蝶と貝殻』より)
Venus and butterflies:
from the portfolio "Le Papillon et la Coquille"
1934年
北海道立三岸好太郎美術館蔵[P-10(3)]

三岸好太郎が1934年、蝶と貝殻をモチーフに100部限定で刊行した「筆彩素描集『蝶と貝殻』」(第65番)のなかの第3図。同年の同じく蝶と貝殻を主題とした一連の油彩画の中には同一の構図は確認できないが、関連する作品として「蝶と裸婦」(10号、ポーラ美術館蔵)があげられる。同作には後ろ向きの裸婦(やはり頭部と腕のないトルソ)と2頭の蝶(蛾)が描かれ、この「ヴィーナスと蝶」に大きく配された蝶(蛾)も同じ種類であると推定される。ただし裸婦像は正面向きで、貝にのるヴィーナス像のイメージで描かれ、さらに画面には大小の貝殻が加えられている。

ヴィーナスと蝶をもっと見る

三岸好太郎をもっと見る

北海道立三岸好太郎美術館をもっと見る

キーワード

貝殻 / / 三岸 / quot

関連作品

チェックした関連作品の検索