万祝 三丁格子に鶴亀松竹梅文
まいわい さんちょうごうしにつるかめしょうちくばいもん
概要
関東から東北にかけての太平洋沿岸の漁師によって着用された祝着。マイワイとは元来大漁祝いのことであったが、その時に船主(網主)から船方(網子)に配られる袢纏もこのように呼ばれるようになった。江戸の文化期(1804-1818)から昭和30年代まで続いた風習という。
この万祝は大正初期に気仙沼(宮城県)の魚問屋、昆野家の持船が大漁した際に作られたものである。
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国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館