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木製彩画乱筥〈尾形乾山画/〉

もくせいさいがみだればこ〈おがたけんざんが〉

概要

木製彩画乱筥〈尾形乾山画/〉

もくせいさいがみだればこ〈おがたけんざんが〉

工芸品 / 江戸 / 近畿 / 奈良県

尾形乾山

奈良県

江戸

桐材の素地に彩画を施したもので、外部は側から底裏にわたって薄の図を描き、白緑、金泥、朱、胡分、墨が用いられている。内部は波に千鳥の図で、千鳥は金泥、その他は濃い墨で描いている。底面に墨書および朱印がある。

縦27.3  横28.8  高6.1  (㎝)

1箇

公益財団法人大和文華館 奈良県奈良市学園南1-11-6

重文指定年月日:19390527
国宝指定年月日:
登録年月日:

近鉄グループホールディングス株式会社

国宝・重要文化財(美術品)

外側面から底裏にわたって、白緑、金泥、朱、胡分、墨などを用いて薄を描き、内面には金泥と墨を用いて波に千鳥を描いている。大らかな構図で装飾的効果を表し、乾山独自の詩趣にも富んだ稀有な乱筥である。

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