元屋敷陶器窯跡
もとやしきとうきかまあと
概要
S43-01-014[[元屋敷陶器窯跡]もとやしきとうきかまあと].txt: 土岐市街地の北方、泉町[[久尻]くじり]の谷川に面した急斜面に位置する古窯である。窯の構造は[[連房]れんぼう]式[[登窯]のぼりがま]で、燃焼室に続いて奥行の短い矩形の[[焼成]しょうせい]室が階段状に14房連続し、全長24メートルを越す。各焼成室の間は障壁と6、7個の〓(*1)の引孔とが設けられ、焼成室の入口は左右さまざまで一定していない。現在、天井部は崩落している。この古窯は、唐津焼の系統をひくもので、美濃における安土桃山時代末〜江戸時代初期の窯跡として著名である。