刈和野の大綱引き
かりわののおおつなひき
概要
刈和野の大綱引きは、旧暦1月15日夜、刈和野の町を二分して行われる綱引き行事である。上町は雄綱を、下町は雌綱を作り、完成後、両町の境界線近くにとぐろ巻きにして安置する。夕食後、相互に綱の出し合いが始まり、雄綱と雌綱をつなぐと引き合いとなる。数千人の人々が綱につながり勇ましく引き合う。勝負は1回限りで、引き合いは30分間以上およぶこともある。終わると綱は浮島神社境内に奉納される。上町が勝てば米の値段があがり、下町が勝てば豊作になるといわれている。
(※解説は指定当時のものをもとにしています)
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