高野枡〈応永三年八月 日/高野山沙汰人連署刻銘〉
こうやます〈おうえいさんねんはちがつひ/こうやさんさたにんれんしょこくめい〉
概要
高野枡〈応永三年八月 日/高野山沙汰人連署刻銘〉
こうやます〈おうえいさんねんはちがつひ/こうやさんさたにんれんしょこくめい〉
歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 室町 / 近畿
和歌山県
室町/1396
1口
和歌山県伊都郡かつらぎ町大字丁ノ町2160
重文指定年月日:19810609
国宝指定年月日:
登録年月日:
柏木区
国宝・重要文化財(美術品)
我が国の中世社会では、荘園、寺院内部などで多種多様の枡が用いられた。本枡は金伏枡で、応永3年(1396)の年紀と高野山三沙汰人の刻銘がある荘園枡である。この年紀からは、高野山領の官省符荘<かんしょうふしょう>再建のための検注をうけた年貢収納枡であることが判明する。和歌山県かつらぎ町宝蔵寺伝来。