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清流亭 主屋

せいりゅうてい しゅおく

概要

清流亭 主屋

せいりゅうてい しゅおく

住居建築 / 大正 / 近畿 / 京都府

京都府

大正/1913頃

木造、建築面積296.77平方メートル、切妻造及び入母屋造、桟瓦葺及び銅板葺、こけら葺、檜皮葺

1棟

京都府京都市左京区南禅寺下河原町43番5

重文指定年月日:20100629
国宝指定年月日:

大松株式会社

重要文化財

 清流亭は、南禅寺一帯の別荘地開発を手がけた実業家塚本與三次が建設したもので、庭園を囲むように、建物が配置されている。建築には、数寄屋大工の上阪浅次郎と北村捨次郎があたったと伝える。
 表千家残月亭(ざんげつてい)を写した広間の「残月の間」を中心とした主屋は、様々な茶の湯の座敷を集成した建築であり、寄付、立礼席とともに、吟味された材料と熟練した伝統技術を駆使して建てられた、洗練された意匠をもつ和風建築として高い価値が認められる。

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