土偶/岩手県紫波郡都南村手代森遺跡出土
どぐう/いわてけん
概要
手代森遺跡は、盛岡市の南、北上川中流域左岸に形成された小規模な段丘上に位置する。
本土偶は、全身立像形で両腕は左右とも屈下する。脚は開脚で、やや左に傾く造形であるが、左右対称的に作られている。顔面は典型的な遮光器形態をとり、額付近に眉と思われる左右対称の突起がある。口は欠損するが、刺突のある突起状の口であったと考えられる。頸には頸飾り風の隆帯が巡り、後頭部には三叉状の沈線文・および縄文が施されている。
どぐう/いわてけん
手代森遺跡は、盛岡市の南、北上川中流域左岸に形成された小規模な段丘上に位置する。
本土偶は、全身立像形で両腕は左右とも屈下する。脚は開脚で、やや左に傾く造形であるが、左右対称的に作られている。顔面は典型的な遮光器形態をとり、額付近に眉と思われる左右対称の突起がある。口は欠損するが、刺突のある突起状の口であったと考えられる。頸には頸飾り風の隆帯が巡り、後頭部には三叉状の沈線文・および縄文が施されている。
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