長巻 折返銘「正平十□肥州末貞」
ながまき おりかえしめい「しょうへいじゅう□ひしゅうすえさだ」
概要
幕末に長巻(薙刀の一種)を刀に作り直している。作者の二代末貞は、正平年間(1346~70)に塚崎庄(武雄)の領主後藤家の御用鍛冶をつとめていた刀工である。この刀は肥前の中世の刀として貴重なもので、戦国時代の肥前を代表する武将、龍造寺隆信の佩刀と伝えられる。作者の末貞は、正和年間(1312-17)藤津庄塩田郷(塩田町)に移住した肥後の延寿系と目される刀工末貞にはじまる。
ながまき おりかえしめい「しょうへいじゅう□ひしゅうすえさだ」
幕末に長巻(薙刀の一種)を刀に作り直している。作者の二代末貞は、正平年間(1346~70)に塚崎庄(武雄)の領主後藤家の御用鍛冶をつとめていた刀工である。この刀は肥前の中世の刀として貴重なもので、戦国時代の肥前を代表する武将、龍造寺隆信の佩刀と伝えられる。作者の末貞は、正和年間(1312-17)藤津庄塩田郷(塩田町)に移住した肥後の延寿系と目される刀工末貞にはじまる。
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