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東海道五拾三次之内 27 掛川《秋葉山遠望》

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち 27 かけがわ あきばやまえんぼう

概要

東海道五拾三次之内 27 掛川《秋葉山遠望》

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち 27 かけがわ あきばやまえんぼう

木版画

歌川広重  (1797-1858)

うたがわひろしげ

日本

天保4-5年(1833-34)

木版多色刷

22.6×34.4cm

1

掛川宿のはずれ二瀬川に架かる大池橋である。遠景に見える山が秋葉山で、火伏の神で知られる秋葉権現が祀られている。上空には丸凧が2つ見えるが、一つは糸が切れて舞い、もう一つは画枠をはみ出して描かれているが、「原」の富士で見せたほどのインパクトはない。橋の向こうから渡ってきた僧侶に、老夫婦が頭を下げている。その後ろの童子は空の凧に夢中になり、おどけている。

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