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鼠志野茶碗 銘山の端

ねずみしのちゃわん やまのは

概要

鼠志野茶碗 銘山の端

ねずみしのちゃわん やまのは

陶磁 / 安土・桃山 / 日本

日本

桃山時代

高8.2〜8.8㎝ 口径13.1〜14.3㎝ 高台径5.5〜6.1㎝

一口

東京都港区南青山6-5-53

根津美術館

重要文化財

鼠志野とは、成型してから鬼板(おにいた)といわれる鉄泥を化粧掛けし、それを掻き落として文様を付け、上に白釉を掛けたものを称している。腰が高く張った茶碗で、胴には箍(たが)をかけたような浮き筋がめぐって胴締めのように見える。鬼板は内側で厚く施されているため見込では大小の葉文が鮮やかで、外側には亀甲文と檜垣(ひがき)文が淡く表れている。高台内には、井桁(いげた)状の窯印が刻されている。箱の蓋裏には、「五月雨ははれんとやする山端に かかれる雲のうすくなりゆく」の歌が墨書されている。

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キーワード

茶碗 / 高台 / / 志野

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