文化遺産オンライン

精好仙台平袴地「雲渓」

せいごうせんだいひらはかまじ「うんけい」

概要

精好仙台平袴地「雲渓」

せいごうせんだいひらはかまじ「うんけい」

染織 / 昭和以降

甲田綏郎  (1929~)

こうだ よしお

平成16/2004

精好仙台平

幅40. 0

1反

文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)

平成16年度「日本のわざと美」展

国(文化庁)

 絹袴地の精好仙台平の技術は、江戸時代中期頃に京都から仙台に伝わったといわれ、仙台藩の保護のもとに発達した。経糸は練糸とし、緯糸は撚りのない生糸を濡らして強く打ち込むのを特色とする。こうして製織されたものは張りがあって固くなく、しなやかな独特の風合いを持ち、皺になりにくく長い年月その良さの変わらない袴地である。
 「雲渓」という名称は、作者が信州を旅行した際、高山より眼下に広がる雲海を眺めた時のイメージから名付けられたものである。

精好仙台平袴地「雲渓」をもっと見る

甲田綏郎をもっと見る

国(文化庁 工芸技術資料)をもっと見る

キーワード

文化庁 / 技術 / 経糸 / 緯糸

関連作品

チェックした関連作品の検索