三河国分尼寺跡
みかわこくぶんにじあと
概要
國分寺舊阯ノ東北ニ當リ現曹洞宗清光寺境内ニ土壇アリ 礎石ヲ存シ舊規ノ見ルヘキモノアリ 附近ヨリ奈良朝時代ノ特徴アル古瓦ヲ出ス
S47-5-110三河国分尼寺跡.txt: 豊川市街地の東南方、踊山丘陵の裾に位置する三河国分尼寺跡は、すでに大正11年に史跡指定されたものである。しかし、昭和42年、農地改良事業にともなう発掘調査の結果、既指定地域の東部に伽藍枢要部が検出されるに及んで南大門・東回廊の一部等が指定地外にあることが判明したので、指定地が伽藍枢要部全体に及ぶよう追加したものである。
なお、伽藍配置は南北線上に南大門・中門・金堂・講堂が位置し、中門からのびる回廊は複廊で講堂に取りついている。