神泉苑請雨経法道場図
しんせんえんしょううきょうほうどうじょうず
概要
『神泉苑請雨経法道場図』は、延応2年(1240)7月、醍醐寺座主実賢(1176~1249)が平安京の神泉苑にて執り行った請雨経法の様子を描いたもので、鎌倉時代の神泉苑の実態を伝える類例稀な絵図として貴重である。苑池は緑青色に彩色され、周囲に壇所の敷設などを詳細に記している。弘安2年(1279)に西大寺の叡尊(1201~1290)が書写させたことがみえ、新たな事績としても注目される。
しんせんえんしょううきょうほうどうじょうず
『神泉苑請雨経法道場図』は、延応2年(1240)7月、醍醐寺座主実賢(1176~1249)が平安京の神泉苑にて執り行った請雨経法の様子を描いたもので、鎌倉時代の神泉苑の実態を伝える類例稀な絵図として貴重である。苑池は緑青色に彩色され、周囲に壇所の敷設などを詳細に記している。弘安2年(1279)に西大寺の叡尊(1201~1290)が書写させたことがみえ、新たな事績としても注目される。
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