旧高野家住宅(山梨県塩山市上於曽) 主屋
たかのけじゅうたく しゅおく
概要
高野家は、江戸初期頃より薬草である甘草の栽培を始めて栄えた。大きな切妻屋根の前面中央に突上げ屋根を設ける外観は当地方民家の特徴をよく示す。小屋の内部は3階になっていて、かつては2・3階を養蚕に使用し、突上げ屋根はその採光を目的とする。大黒柱を2階に通し、上端部の股で3階床を受るなど珍しい技法をみせる。
たかのけじゅうたく しゅおく
高野家は、江戸初期頃より薬草である甘草の栽培を始めて栄えた。大きな切妻屋根の前面中央に突上げ屋根を設ける外観は当地方民家の特徴をよく示す。小屋の内部は3階になっていて、かつては2・3階を養蚕に使用し、突上げ屋根はその採光を目的とする。大黒柱を2階に通し、上端部の股で3階床を受るなど珍しい技法をみせる。
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