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とうもとこしと魚

とうもろこしとさかな

概要

とうもとこしと魚

とうもろこしとさかな

三岸節子  (1905-1999)

みぎしせつこ

昭和38年/1963年

油彩・キャンバス

80.0×116.5cm

一宮市三岸節子記念美術館

画面右下に署名:S.MigiSHi 節子
裏面に画題・署名・場所:魚三題 静物(3) 三岸節子 軽井沢五五〇
出品:新制作協会第27回展
とうもろこしと背景の緑色が、夏らしいさわやかで清新な印象を与える。画面左側には、三岸の作品にしばしば登場する炎のような赤色を腹部にはらんだ魚が描かれている。この作品を描いた翌年、作者は軽井沢での独居生活を終え、神奈川県大磯の眺めのいい丘陵地に居を移す。本作品の鮮やかな色使いは、豊かな自然に囲まれた家で始まる新たな生活と作風のさらなる展開を予感させる。転居後は、静物と大磯のアトリエから見える海や木々を描いた太陽讃歌の連作を手がけている。

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キーワード

三岸 / 節子 / 好太郎 /

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