諫早市城山暖地性樹叢
いさはやししろやまだんちせいじゅそう
概要
本明川の右岸にある高さ50メートル周囲約1キロの丘陵で古来諫早家の城山として保存された所である。樹木には珍らしいヒゼンマユミ、ミサヲノキ等があり、又巨樹老木に富む、就中
名称 根廻(米)目通周囲(米)高さ(米)
クスノキ 25.00 11.20 23
ヒゼンマユミ 5.25 2.17 14
オガタマノキ 4.85 1.78 21
(方言フヴノキ)
チシヤノキ 3.30 1.90 22
ホルトノキ 12.70 3.50 20
ナナノノキ 2.35 1.75 11
ハマセンダン 4.50 2.30 20
ハゼノキ 6.05 2.35 22
イスノキ 3.05 2.05 20
クロガネモチ 5.10 2.22 25
ヤマモガシ 1.25 0.95 10
タブノキ 5.65 3.45 25
等は著しく殊にヒゼンマユミは同地が発見地であり大小二十数株ある。その他ヤマモモ、タラヨウ、タイシンタチバナ、モツコク、ヤマヒバ、リンボク、トハガキ、サザンクワ、アラガシ、ヤブニツケイ、ミミツハヒノキ、コバンモチ、シヒノキ等の暖帶常緑樹に富み稀に見る常緑樹林である。