大慧宗杲墨蹟〈尺牘/十二月十日才長老宛〉
だいえそうこうぼくせき
概要
大慧宗杲は圜悟克勤【えんごこくごん】の法嗣で、正法眼蔵(六巻)の著者としても知られている。径山【きんざん】に住し、孝宗より妙喜と大慧禅師の号を与えられ、その墨蹟は圜悟につぐ最古の遺例として珍重されている。本墨蹟は年紀はないが、晩年のものと推定されるもので、充名の才長老については詳らかにしない。
この墨蹟の筆致は畠山記念館所蔵になる大慧尺牘(国宝)に最も近く、南宋時代著名禅僧の数少い遺墨の一つである。
だいえそうこうぼくせき
大慧宗杲は圜悟克勤【えんごこくごん】の法嗣で、正法眼蔵(六巻)の著者としても知られている。径山【きんざん】に住し、孝宗より妙喜と大慧禅師の号を与えられ、その墨蹟は圜悟につぐ最古の遺例として珍重されている。本墨蹟は年紀はないが、晩年のものと推定されるもので、充名の才長老については詳らかにしない。
この墨蹟の筆致は畠山記念館所蔵になる大慧尺牘(国宝)に最も近く、南宋時代著名禅僧の数少い遺墨の一つである。
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