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茨城県・土浦市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧紫山塾主屋茨城県土浦市真鍋五丁目2132

旧紫山塾主屋

八坂神社の東隣に位置する水戸学の旧私塾兼住宅主屋。敷地中央に建つ2階建寄棟造で屋根瓦棒銅板葺。東面に入母屋造の玄関を突出し、全体矩折の平面とする。二階は床と違棚を備えた続き間座敷で、床柱は出節丸太とするなど趣向を凝らした近代和風の住宅。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))土浦市民会館茨城県土浦市東真鍋町1480-2

土浦市民会館

建物の南正面全幅を階段とし、角柱の列柱廊をガラス壁で画し、吹抜のホワイエとする。東側の三階分を占める大ホールは側面壁と天井の曲面で音響を整える。西側二、三階を占める小ホールは傾斜席の靴箱形。佐藤武夫の設計による古典主義的意匠の外観が特徴的。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧野村さとう店煉瓦蔵茨城県土浦市中央一丁目950・952合併

旧野村さとう店煉瓦蔵

敷地北奥、店舗兼主屋の北方に南北棟で建つ。煉瓦造の蔵で建ちが高く、現在は平屋建であるが、もとは二階建であったと伝わる。煉瓦はイギリス積とし、開口上部にはアーチを用いる。土蔵造を中心とする町並みの中で、煉瓦造が異彩を放つ。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧野村さとう店文庫蔵茨城県土浦市中央一丁目950・952合併

旧野村さとう店文庫蔵

敷地北奥、袖蔵の北方に南北棟で建つ。二階建土蔵で、雛人形などの家財道具などを納めたと伝わる。南に出入口を設け、一階の出入口、二階の窓ともに黒漆喰塗の戸を吊って掛子塗とする外観が特徴。隣接する不動院参道側には漆喰壁を見せ、歴史的景観を形成する。