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福島県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))古川家住宅座敷蔵福島県会津若松市柳原町一丁目370

穀物蔵の南東に位置する座敷蔵。二階建切妻造桟瓦葺で軒まで漆喰で塗込める。小屋組はキングポスト・トラス。二階南室は南庭に面して窓を開けた床構え付き座敷で、黒柿の床柱など良材を用い、繊細な組子のガラス障子を建てた付書院など良質なつくりの座敷蔵。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))古川家住宅穀蔵福島県会津若松市柳原町一丁目370

銀山街道沿いに所在する旧米穀商の穀物蔵。二階建切妻造平入桟瓦葺。外壁は漆喰塗で軒まで塗込め、腰はモルタル塗仕上。1階北は土間で米の貯蔵場、南を床上とし、二階はかつての穀蔵。上部に束立の和小屋を現す。戸口や窓に掛子塗扉を吊る重厚な外観の穀蔵。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧福島県立相馬中学校講堂福島県相馬市中村字大手先57-1

現県立相馬高校の講堂。木造平屋建妻入で、正面に玄関を張出し、大屋根と玄関の大小二つの切妻屋根を重ね、窓廻りを幾何学模様の意匠で整える。外壁は下見板張で、腰に人造石を横使いで張り、水平性を強調する。旧制中学校構内の構成を伝える学校建築。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))藤田家住宅土蔵福島県白河市二番町46-1

座敷蔵の西に位置する家財蔵。切石積基礎に建つ二階建切妻造銅板葺で、外壁は漆喰塗仕上、軒に鉢巻を廻らす。東妻を戸口とし、各階板敷の一室で北西に階段を配す。小屋組は中古で、登梁を水平の繋梁で挟む。西妻に庇付窓を上下に開け、敷地北西景観をつくる。