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長崎県・長崎市

国指定文化財(重要有形民俗文化財)長崎のかくれキリシタン信仰用具・長崎県長崎市立山1-1
・長崎県長崎市西出津町2800
・長崎県平戸市大石脇町1502-1
・長崎県平戸市生月町南免4289-1
・長崎県南松浦郡新上五島町有川郷578-36
・長崎県五島市池田町1-4
・長崎県長崎市西出津町2633

長崎のかくれキリシタン信仰用具

 長崎県内各地のかくれキリシタンの集落で使用されていた信仰用具を網羅的に分類・整理した資料群である。長崎では、江戸幕府によるキリスト教の禁教以後も、平戸や外海、五島列島などの地域で信仰が密かに継承された。その信仰は、宣教師不在の長い時代を通して、在来の仏教や神道などと習合、共存しながら独自の信仰形態となり、今日に伝えられてきた。本収集は、メダルやコンタツ、聖像、聖画などの信仰対象をはじめ、祭祀や儀礼に使われた祓い具や占い具、オラショと呼ばれる祈祷文、信仰上の暦を記した日繰り帳、護符類、衣装類などから構成されている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))国道三四号鎮西橋長崎県長崎市新大工町~馬町

国道三四号鎮西橋

諏訪神社参道前の西山川にかかる国道34号の鉄筋コンクリート橋。半円形アーチ橋で、外観は石張で伝統形式の石橋風に仕上げる。親柱は石燈篭風、高欄は伝統的な木橋を模した意匠で、参道前景観への配慮が窺える。意匠設計は武田五一によると伝わる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))国道三四号中之橋長崎県長崎市新中川町~桜馬場一丁目他

国道三四号中之橋

国道34号の鉄筋コンクリート橋で、中島川の一之橋下流側にかかる。川筋に対し大きく斜行し、橋長が上下流で異なる形状をライズの低い楕円形アーチでまとめる。単純な意匠の親柱と高欄が優雅な印象を強調している。一の橋と同じく、長崎の近代化を物語る。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))国道三四号一之橋長崎県長崎市中川二丁目~新中川町

国道三四号一之橋

市街中心部を縦貫する中島川にかかる国道34号の鉄筋コンクリート橋。スパンドレルに空間をとる開腹アーチ橋で、川筋に対し僅かに斜行した放物線アーチが技術の高さを示す。花崗岩張の重厚な親柱と高欄も見応えがあり、長崎の近代化を物語る。