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長崎県

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))国道三四号鎮西橋長崎県長崎市新大工町~馬町

国道三四号鎮西橋

諏訪神社参道前の西山川にかかる国道34号の鉄筋コンクリート橋。半円形アーチ橋で、外観は石張で伝統形式の石橋風に仕上げる。親柱は石燈篭風、高欄は伝統的な木橋を模した意匠で、参道前景観への配慮が窺える。意匠設計は武田五一によると伝わる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))国道三四号中之橋長崎県長崎市新中川町~桜馬場一丁目他

国道三四号中之橋

国道34号の鉄筋コンクリート橋で、中島川の一之橋下流側にかかる。川筋に対し大きく斜行し、橋長が上下流で異なる形状をライズの低い楕円形アーチでまとめる。単純な意匠の親柱と高欄が優雅な印象を強調している。一の橋と同じく、長崎の近代化を物語る。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))国道三四号一之橋長崎県長崎市中川二丁目~新中川町

国道三四号一之橋

市街中心部を縦貫する中島川にかかる国道34号の鉄筋コンクリート橋。スパンドレルに空間をとる開腹アーチ橋で、川筋に対し僅かに斜行した放物線アーチが技術の高さを示す。花崗岩張の重厚な親柱と高欄も見応えがあり、長崎の近代化を物語る。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧佐世保海軍工廠川棚魚雷遠距離発射場観測所長崎県東彼杵郡川棚町三越郷字片島174

旧佐世保海軍工廠川棚魚雷遠距離発射場観測所

発射場が位置する片島の山頂に位置し、魚雷試射後の雷跡を観測する建物。二階建の煉瓦壁体の頂部に鉄筋コンクリート造の梁とスラブを廻らし、二階正面には広角に開いた観測用の窓を突出して海を望む。建物の機能を直裁的に造形化した特徴的な外観の軍事遺構。