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山口県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧小川村役場庁舎山口県萩市大字中小川字三明中620-1

集落北側の高台に建つ旧役場庁舎。木造二階建寄棟造東西棟で正面に腰折軒破風をみせ、玄関ポーチを付す。内部は一階に執務室や村長室、二階に議場を配す。一・二階通しの柱形と縦長窓を配し、隅上部に三段の水平帯を廻らすなどセセッション風意匠の庁舎。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧案野酒場門及び塀山口県山口市徳地島地字下土井ノ内272-2

主屋の南に位置する門及び塀。門は通りに西面する一間腕木門桟瓦葺で、両開きの板扉を建てる。塀は総延長9・9メートルで南寄りに潜戸を開ける。繰型付き持送で腕木を支え、屋根桟瓦葺。外壁漆喰塗で腰を簓子下見板張とし、旧家の屋敷構えを整える門及び塀。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧案野酒場酒造場山口県山口市徳地島地字下土井ノ内272-2他

主屋の東に位置し、酒の仕込など行う作業場。平屋建切妻造桟瓦葺で東端部を二階建とする。外壁漆喰塗仕上で腰を竪板張。内部1階は土間で和小屋を現し、かつて西を仕込場、麹室、東を搾り場や瓶洗場などに使用。桁行長大な酒造場で、酒づくりの歴史を伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧案野酒場座敷山口県山口市徳地島地字下土井ノ内272-2他

主屋の南東に位置し、前庭を配する離座敷。2階建切妻造桟瓦葺で2階外壁を大壁とし軒まで塗込める。1階は続き間座敷を配し、西室は床を構えた座敷、東室は次の間で神棚を備え、天井板を矢筈状に張った凝ったつくり。土蔵造風の重厚な外観が特徴的な離座敷。