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岡山県・岡山市北区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))大元宗忠神社門及び瑞垣岡山県岡山市北区上中野一丁目3-101

本殿正面に開く門及び周囲を廻る瑞垣。門は銅板葺の平唐門で、礎盤上に円柱を立て、桟唐戸を開く。冠木上中央に浪に兎の彫刻を飾る。塀は切妻造銅板葺で、精緻に積んだ切石積の基壇上に建ち、柱間に菱格子と襷桟の欄間を嵌める。本殿を区画する上質な門と塀。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))大元宗忠神社長屋門岡山県岡山市北区上中野一丁目3-103

教祖記念館の南東、通りに東面して建つ長屋門。北面切妻造、南面入母屋造、本瓦葺で、南・西面に下屋を廻らす。中央南寄りに板扉の門口を構えて石敷土間とし、北脇に潜戸を設ける。外壁は腰高の焼杉板張。旧布教所兼主屋の正門となる堅実なつくりの長屋門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))大元宗忠神社武道館(旧大教会所)岡山県岡山市北区上中野一丁目3-101

本殿の北方に東面して建つかつての布教の中心道場。入母屋造妻入桟瓦葺の周囲に下屋を廻し、正面に入母屋造玄関を付す。内部中央は一室の広大な板敷で、西面を上段とし、奥に旧神壇を張出す。木造トラスを用いて二〇〇畳に及ぶ無柱空間を実現した大規模道場。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))大元宗忠神社教祖記念館(旧布教所兼主屋)岡山県岡山市北区上中野一丁目3-102

境内南東に位置するかつての布教所兼主屋。入母屋造茅葺で周囲に本瓦葺の下屋を廻し、南面に大玄関を突出する。西側に神壇と旧祖霊社を配し、六室に区切る三六畳半の教場が中央を占める。北西に教祖宗忠が晩年居住した御居間を残し、黒住教の記念碑的な建物。