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兵庫県・三木市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旅亭文市楼新館兵庫県三木市本町三丁目1385-1他

旅亭文市楼新館

旧館客間棟の背面に渡廊下で接続する。入母屋造の座敷棟で、中廊下をT字に通して客間五室を配する。各客間は傘天井や網代天井を使い分け、入口に板葺の庇を付すなど数寄屋好みの意匠を凝らす。旧館とともに戦前に都市部で興隆した料理旅館の様相を伝える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旅亭文市楼旧館兵庫県三木市本町三丁目1385-1他

旅亭文市楼旧館

旧城下町人地の入組んだ路地奥にある。旧館は入母屋造妻入の大広間棟と客間棟からなり、大広間は書院風の格調高いつくりとし、各客間は数寄屋風や草庵風の意匠を用いて個性豊かにつくる。戦前の地方都市の営みの一端を物語る伝統木造の料理旅館。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))三寿ゞ刃物製作所離れ兵庫県三木市本町2-1217

三寿ゞ刃物製作所離れ

店舗兼主屋の背面に中庭を挟んで位置し、渡廊下にて接続する。木造二階建、切妻造桟瓦葺で、南半は上下階とも東を納屋、西を座敷とする。北半は土蔵で、一階は二室に分かれ、二階は一室とする。主屋とともに、明治前期の町家の宅地構成を伝える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))三寿ゞ刃物製作所店舗兼主屋兵庫県三木市本町2-1217

三寿ゞ刃物製作所店舗兼主屋

商店街の入口付近に南面して建つ町家で、切妻造桟瓦葺とし正面に下屋を設ける。つしは建ちが低く漆喰で塗込め格子窓と虫籠窓を付す。平面は右土間の奥を作業場とし、上手は手前から六畳、八畳を並べ八畳にトコと仏壇を置く。往時の通りの風情を残す町家。