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大阪府・貝塚市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))貝塚寺内町まちや館(旧田中家住宅主屋)大阪府貝塚市北町461

願泉寺門前を横切る通りに東面する商家の主屋。つし二階建切妻造平入桟瓦葺で、一階は出格子と平格子を構え、二階は虫籠窓と出格子窓を開く。東を土間とした二列四室で座敷は床・床脇・書院を備えた上質なつくり。建ちの低い外観で通りの景観を形成する町家。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))要家住宅土塀大阪府貝塚市畠中二丁目310

広大な屋敷地を囲む塀。南西部の一角と表長屋門西側を除く総延長二二二メートルで、本瓦を葺く。西面には二間腕木門を開く。土塀は、中塗仕上げで、隅部では円弧を描いて連続し、優美な曲面を描く。庄屋の豪壮な屋敷構えを構成し景観に寄与している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))要家住宅庭門及び塀大阪府貝塚市畠中二丁目310

中門の西端から北へ延びる庭門と塀。庭門は腕木門で、片開戸を建て込み、上部には折枝を入れ数寄屋風意匠で飾る。庭門の南北に塀が延びる。塀は土塀で、南側が本瓦葺、北側が桟瓦葺と違える。主庭と奥庭を画し、屋敷地内後方の庭園景観を構成する門塀。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))要家住宅中門大阪府貝塚市畠中二丁目310他

表書院の西に接続し、敷地表側と主庭とを画する。切妻造、本瓦葺で、西に腰掛待合と雪隠を付ける。門口は一・八メートルで、色土壁仕上げの瀟洒な造り。藩主の御成に備えて設けられたもので、格式を整え、屋敷地内の景観を特徴づける中門である。