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大阪府
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))石切劔箭神社絵馬殿大阪府東大阪市東石切町一丁目736他

境内入口に建ち、門を兼ねた絵馬殿。梁間四間と奥行深い三間一戸の楼門形式で、屋根銅板葺で、切妻造の四周に庇を付し棟上に剣と矢を飾る。下層中央間両脇に絵馬を並べ、随身像を安置。上層は格天井の一室で長押を廻らす。独創的な意匠とした楼門風の絵馬殿。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))石切劔箭神社透塀大阪府東大阪市東石切町一丁目691

拝殿の背面から本殿の背面の柱筋に至り、矩折に本殿両脇を囲繞する銅板葺の透塀。切石積基壇に建ち、隅に角柱、中間に円柱を立て、地長押・腰長押・内法長押を打ち、腰は竪板張、上部は連子窓。腕木と垂木の鼻先に付した繰型が特徴的で、軒廻り賑やかな透塀。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))石切劔箭神社拝殿及び幣殿大阪府東大阪市東石切町一丁目691

本殿の前方、基壇上に建つ拝殿及び幣殿。設計は吉田種次郎。全体T字形平面で、拝殿入母屋造、幣殿両下造で銅板葺。正面に千鳥破風を据え、向唐破風造向拝を付す。組物に舟肘木や挿肘木、木鼻に拳鼻や大仏様風の繰形を用いるなど細部まで意匠を凝らした社殿。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))石切劔箭神社本殿大阪府東大阪市東石切町一丁目691

生駒山西麓に位置する神社本殿。設計は吉田種次郎。高い基壇に建つ三間社流造銅板葺で、正面に千鳥・軒唐破風を付し、両妻面に亀甲紋の雨除を設ける。組物は大仏様風の木鼻を用いた特異な一手先とするなど、中世寺社建築の細部意匠を引用した近代の神社本殿。