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京都府・京都市南区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))智慧夢工房二九研究所土蔵京都府京都市南区唐橋川久保町29

主屋後方西寄りに南北棟で建つ。桁行4・9メートル梁間4メートル、土蔵造、外壁漆喰塗で鉢巻を廻らし、北・西面に腰高に竪板を張る。東面に下屋を設けて戸口を開き、二階の小窓に繰形を施す持送付の庇をかける。伝統的な町家の屋敷構えに寄与する土蔵。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))智慧夢工房二九研究所主屋京都府京都市南区唐橋川久保町29

九条通に南面して建つ。間口五間半のつし二階建で、正面に出格子を立て、虫籠窓を二所穿つ。玄関奥に吹抜の玄関庭を配して屋根の一部を切欠く。床上部は二列構成で、上手奥を十畳座敷とし、幅広の床脇など座敷飾も洗練される。京都市南郊の良質な大型町家。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))去木庵(長谷川家住宅離れ)京都府京都市南区東九条東札辻町5-1

敷地南東隅に建つ木造二階建で、二階は通り沿いの隅部に高欄付の縁を廻らす。数寄屋を加味した和風意匠を基調とするが、障子や欄間などにガラスを多用し、組子などの細部には様々な幾何学的意匠を取り入れる。設計した画家の独創性がうかがえる離れ建築。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長谷川家住宅表門京都府京都市南区東九条東札辻町5

敷地西辺、土蔵の北側に棟を落として接続する。桁行三・五メートル梁間三メートル、木造平屋建、切妻造桟瓦葺で、上部を内法の低い物置として東面に格子窓を穿つ。間口二メートルの門口に板戸を吊り、南側に潜戸を開く。土蔵と共に風格ある表構えを構成する。