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東京都・多摩市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧辻󠄀陶房登り窯東京都多摩市連光寺三丁目28-9

主屋兼作業場東隣に位置し、北が高くなる高低差一・三メートルの傾斜地に築造した連房式登り窯。幅二・四メートル、全長九メートルで、直線上に六つの燃焼室を並べ、南に主焚口を開け、北に煉瓦造の煙突を立てる。主屋兼作業場とともに窯元の構えをつくる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧辻󠄀陶房主屋兼作業場東京都多摩市連光寺三丁目28-9

多摩川南岸の丘陵地に位置する陶芸家辻清明の主屋兼作業場。平屋建切妻造平入桟瓦葺で、南東を土間の作業場、西に座敷と台所を配し、西端に洋室を突出する。鎧庇付の太い出格子構えとした民芸調の外観で大黒柱に古材を用いるなど辻の趣向を反映したつくり。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧川井家住宅土蔵東京都多摩市鶴牧二丁目22-6

主屋の南東に建つ。土蔵造二階建、置屋根形式の切妻造金属板葺で、外壁はモルタル塗、腰を人造石研出仕上とする。北面に戸口を設け、下屋を付し、二階に窓を穿つ。内部は一、二階とも一室で壁は竪羽目板張とする。主屋や周囲の樹木とともに地域に親しまれる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))川井家住宅主屋東京都多摩市鶴牧二丁目22-2他

鶴牧西公園に隣接するもと名主宅。建ちの高い入母屋造茅葺平屋建で、小屋内に二層の蚕室を設ける。内部は西半を床上部とし、座敷は差鴨居を多用し柱を省略する。東半の土間を二分し、南面に戸口を二つ開く。市街化著しい多摩地域に残る貴重な大型養蚕農家。