神野真国荘問注文書等目録
こうのまくにのしょうもんちゅうもんじょとうもくろく
概要
神野真国荘問注文書等目録
こうのまくにのしょうもんちゅうもんじょとうもくろく
歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 文書・書籍 / 鎌倉 / 日本 / 近畿
鎌倉時代前期/1186
紙本墨書
縦28.7cm,横44.7cm
1幅
鎌倉時代初頭に、神護寺の荘園であった神野真国荘(現・美里町)と、石清水八幡宮の荘園であった野上荘(現・野上町)との間に境相論(境界争い)がおこった際に、神護寺から借り出した証拠となる古文書を列挙した目録で、もとは神護寺に伝来したものと思われる。この時の相論は、神護寺・文覚の弟子・上覚が、佐々小河村(現・野上町福井付近)を押領し、石清水八幡宮の神人を殺害したというものである。