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菊唐草蒔絵鼈甲中差

きくからくさまきえべっこうなかざし

概要

菊唐草蒔絵鼈甲中差

きくからくさまきえべっこうなかざし

その他 / 江戸

江戸時代~明治時代/19世紀

鼈甲

17.1cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-294

独立行政法人日本芸術文化振興会

胴の2箇所を中空に透かした中差。胴を透かして足先を繋いだような形状の簪は、『守貞謾稿』では「中差徳利形」と記され、江戸では従来からあって京阪では見ないという。また『玳瑁亀圖説』によると江戸で文化年間に発生し、幕末には「光輪足」とも呼ばれている。全体に唐草蒔絵を施し、耳掻きの内も金地としている。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

鼈甲 / / 劇場 / べっこ

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