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八重桜文擬鼈甲簪

やえざくらもんぎべっこうかんざし

概要

八重桜文擬鼈甲簪

やえざくらもんぎべっこうかんざし

その他 / 江戸

江戸時代/19世紀

馬爪

26.2cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-301

独立行政法人日本芸術文化振興会

金工の平打簪の形状を馬爪で作った二本足の簪で、八重桜文を表している。簪は笄から分化して発生し、二本足の簪は享保以降に出現した。延享元年(1744)に金銀製の櫛・笄が禁止されてからは象牙・鼈甲・錫が用いられたが、寛政頃から金銀製の簪が再流行した。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

/ / 金銀 / 劇場

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