新羅印花文土器・碗
シラギインカモンドキ・ワン
概要
統一新羅時代には表面にさまざまなスタンプ文様をもつ青灰色の陶質土器が慶州を中心に盛んに生産された。成形後の生乾きの段階に木製の印を使って押捺したものである。
スタンプ文をもつ土器は世界中に広く分布するが、文様をこれほどまでに発達させた例はない。同時期の日本の須恵器には文様がほとんどなくその対比が興味深い。スタンプ文様の最盛期は7世紀後葉から8世紀中葉頃である。統一新羅時代の美術傾向を良く示す遺物といえる。
シラギインカモンドキ・ワン
統一新羅時代には表面にさまざまなスタンプ文様をもつ青灰色の陶質土器が慶州を中心に盛んに生産された。成形後の生乾きの段階に木製の印を使って押捺したものである。
スタンプ文をもつ土器は世界中に広く分布するが、文様をこれほどまでに発達させた例はない。同時期の日本の須恵器には文様がほとんどなくその対比が興味深い。スタンプ文様の最盛期は7世紀後葉から8世紀中葉頃である。統一新羅時代の美術傾向を良く示す遺物といえる。
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