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鳥獣文鉢

ちょうじゅうもんはち

概要

鳥獣文鉢

ちょうじゅうもんはち

考古資料 / その他アジア

制作地:イラン北部

イラン・サーマーン朝時代 11~12世紀

陶器

径18.5 高6.0 底径8.0 高台径8.0

1口

淡褐色の胎土を用いた、底面から緩やかな曲線を描いて立ち上がる鉢。底面近くまで、全面に白化粧土を掛けている。見込み全面に鳥獣文6種(中央に鳥、周囲に鳥と四つ足動物4種類)が描かれている。口縁下の帯状区画内部と鳥獣文の背景に刻まれた連続文と斜線により、胎土が見えている。全面に透明釉が施されているが、緑色の絵具が塗られた口縁部では、絵具とともに釉が一部欠失している。クウェート国立博物館には類品(LNS179C、口径19.0cm、高7.5cm)が見られる。

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キーワード

イラン / 絵具 / 胎土 / 底面

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