文化遺産オンライン

小鼓頭付金銀珊瑚簪

こつづみかしらつききんぎんさんごかんざし

概要

小鼓頭付金銀珊瑚簪

こつづみかしらつききんぎんさんごかんざし

その他 / 江戸

江戸時代~明治時代/19世紀

銀・珊瑚

18.2cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-136

独立行政法人日本芸術文化振興会

銀製金色絵、二本足の簪。胴部に桜の毛彫と金色絵がある。頭は銀製の小鼓で、珊瑚の飾りが付く。銀製の狐の尻尾があり、歌舞伎の<義経千本桜>に登場する狐忠信の留守模様とみられる。簪は笄から分化して発生し、二本足の簪は享保以降に出現した。延享元年(1744)に金銀製の櫛・笄が禁止されてからは象牙・鼈甲・錫が用いられたが、寛政頃から金銀製の簪が再流行した。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

小鼓頭付金銀珊瑚簪をもっと見る

国立劇場をもっと見る

キーワード

/ 珊瑚 / 金銀 /

関連作品

チェックした関連作品の検索