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佐藤家住宅 大工小屋

さとうけじゅうたく だいくごや

概要

佐藤家住宅 大工小屋

さとうけじゅうたく だいくごや

住居建築 / 明治 / 東北 / 秋田県

秋田県

明治/1898

木造、建築面積92.18㎡、二階建、金属板葺、西面下屋附属

1棟

秋田県大仙市内小友字寺山

重文指定年月日:20221212
国宝指定年月日:

重要文化財

秋田県の大仙市、出羽丘陵の山裾に位置する。佐藤家は江戸時代から農家、林業を営み、代々村役を務めた旧家である。佐藤家住宅は明治29年の陸羽地震の被災後、約10年をかけて復興した。主屋は、座敷棟、台所棟、帳場棟等を用途ごとに別棟でつくり、豪雪地帯にありながら廊下で中庭を囲む構成とする。トラスと金具を多用した小屋組により、柱の少ない大空間を、極めて高い天井高で実現する等、近代和風住宅の特色をよく示す。また、紫檀・鉄刀木・黒柿等、銘木をふんだんに使用した座敷等に贅をつくし、高い大工技術を駆使して繊細な意匠を持つ接客空間を造りだした

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