『まつばらいろはかるた』絵札「丹南藩 一万石の 陣屋址」
『まつばらいろはかるた』えふだ「たんなんはん いちまんごくの じんやあと」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「た」の札。
丹南藩主高木氏は、清和源氏の源頼親の7世、八条院源信光より出ている。信光は、三河国高木郷(愛知県安城市)が本貫地であった。のち、高木正次は、天正10年(1582)に徳川家康に仕え、元和9年(1623)には河内国丹南を与えられ、一万石の大名となった(初代丹南藩主)。高木氏は、陣屋近くの来迎寺を再建し、寺の周りに堀をつくり城のかまえとした。三笠宮妃百合子殿下は、最後の13代丹南藩主正善の孫としても有名である。