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鬼灯金銀珊瑚簪

ほおずききんぎんさんごかんざし

概要

鬼灯金銀珊瑚簪

ほおずききんぎんさんごかんざし

その他 / 江戸

江戸時代/19世紀

赤銅・金銅・銀・珊瑚

20.3cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-142

独立行政法人日本芸術文化振興会

赤銅製金色絵、二本足の簪。鏡部に流水・紅葉・蛇籠の毛彫と銀高彫象嵌で紅葉を表し、金銅容彫と珊瑚で鬼灯の実を表し、金銅製の耳掻きを付けている。簪は笄から分化して発生し、二本足の簪は享保以降に出現した。延享元年(1744)に金銀製の櫛・笄が禁止されてからは象牙・鼈甲・錫が用いられたが、寛政頃から金銀製の簪が再流行した。角耳の耳掻きは上方で流行したとされる。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

/ 珊瑚 / 金銀 /

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