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花卉鳥獣図巻

カキチョウジュウズカン

概要

花卉鳥獣図巻

カキチョウジュウズカン

絵画

2巻

 花とともに鳥・獣を描いた巻物。応文は円山応挙の曾孫にあたる画家で、玉泉は応挙やその弟子・呉春に始まる円山四条派の流れを汲む画家。ともに、こうした写生的な画風を得意とした。鳥を応文、獣を玉泉が担当している。  細かな点まで対象の特徴をよくとらえた、迫真的な細密描写が見事な作品で、それぞれの動植物には付箋に描かれた名前が添えられている。猪は秋の季語であるため、ツユクサや秋牡丹とともに描かれている。

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キーワード

応挙 / 円山 / 写生 / 描く

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